イケメンくんは地味子に夢中
「ありがとう、紗季ちゃん!」
「なんでこんなにモサモサな感じなのにこんなにもかわいいんだろう、この子」
「……?」
紗季ちゃんは私よりも7個上だから23歳。去年先生になったばかり。
とりあえず担任が紗季ちゃんだからより安心して学校生活を送れそう!
「あ、凜花」
「なぁに?」
「ちゃんと西村先生って呼ぶんだよ?」
「それくらいわかってるよ!紗季ちゃんこそ、凜花って呼ばないでね?」
「そうだよ!あたしちゃんと島田さんって呼べるかな。あ、もういっそのこと従姉妹ですって言っちゃう?」
「だめだって!!」
「えー?なんでー」
紗季ちゃんこんなにかわいいのに従姉妹はこんなにモサモサなのかよ、ってなっちゃうから!
あと、考えたくはないけど。万が一わたしの正体がバレたときに紗季ちゃんに迷惑がかかる可能性がある。
それだけは避けたい。
「なんでも!」
「ほらほら、ふたりとも落ち着いて」
「「すっすいませんっ」」
「そろそろホームルーム始まるから教室行きなさい!」
「はーい」
「なんでこんなにモサモサな感じなのにこんなにもかわいいんだろう、この子」
「……?」
紗季ちゃんは私よりも7個上だから23歳。去年先生になったばかり。
とりあえず担任が紗季ちゃんだからより安心して学校生活を送れそう!
「あ、凜花」
「なぁに?」
「ちゃんと西村先生って呼ぶんだよ?」
「それくらいわかってるよ!紗季ちゃんこそ、凜花って呼ばないでね?」
「そうだよ!あたしちゃんと島田さんって呼べるかな。あ、もういっそのこと従姉妹ですって言っちゃう?」
「だめだって!!」
「えー?なんでー」
紗季ちゃんこんなにかわいいのに従姉妹はこんなにモサモサなのかよ、ってなっちゃうから!
あと、考えたくはないけど。万が一わたしの正体がバレたときに紗季ちゃんに迷惑がかかる可能性がある。
それだけは避けたい。
「なんでも!」
「ほらほら、ふたりとも落ち着いて」
「「すっすいませんっ」」
「そろそろホームルーム始まるから教室行きなさい!」
「はーい」