イケメンくんは地味子に夢中
第一章
引っ越し
『わたし、RINは今日を持ちまして、芸能界を引退します!』
この発表をしてから、早1ヶ月。
今日からわたしは新しい生活をスタートさせる。
「RIN、本当にありがとう。あなたのおかげでウチの事務所は有名になった」
「そんなそんなっ」
「いいえっ。全部あなたのおかげよっ!!引退してしまうのは残念だけど、あたしたちはずっとRIN……島田凜花の味方よッ!!」
「社長……っ」
わたしはつい最近までアイドルとして活動していた。
本当は高校進学と同時に辞める予定だったんだけど、色々あって1年伸ばして高1の3月まで続けていたアイドル。
社長と出会ってから、色々なことを経験させてもらえてとても楽しい期間だった。
しかもアイドルだけじゃなくて、女優やモデルのお仕事もさせてもらえて、本当に周りの人に恵まれていたなって今になって感じる。
「ですが社長……もう所属タレントではないのにここまでしていただいていいでしょうか……?」
隣のお母さんが社長に話しかける。
ここまで……っていうのは……。
この発表をしてから、早1ヶ月。
今日からわたしは新しい生活をスタートさせる。
「RIN、本当にありがとう。あなたのおかげでウチの事務所は有名になった」
「そんなそんなっ」
「いいえっ。全部あなたのおかげよっ!!引退してしまうのは残念だけど、あたしたちはずっとRIN……島田凜花の味方よッ!!」
「社長……っ」
わたしはつい最近までアイドルとして活動していた。
本当は高校進学と同時に辞める予定だったんだけど、色々あって1年伸ばして高1の3月まで続けていたアイドル。
社長と出会ってから、色々なことを経験させてもらえてとても楽しい期間だった。
しかもアイドルだけじゃなくて、女優やモデルのお仕事もさせてもらえて、本当に周りの人に恵まれていたなって今になって感じる。
「ですが社長……もう所属タレントではないのにここまでしていただいていいでしょうか……?」
隣のお母さんが社長に話しかける。
ここまで……っていうのは……。