イケメンくんは地味子に夢中
「いいえっお母さん!RINは超国民的アイドルなんですっ!何かあったとき困りますから、せめてこれくらいさせていただかないとッ!」
この目の前にそびえ立つ、立派なタワーマンションのことです。
「学校もセキュリティがしっかりしているところに編入する手続きもしていただいたのに、こんな立派なタワーマンションなんて……」
「RINの人気をナメちゃだめですよ。このマンションならセキュリティもしっかりしているし、コンシェルジュもいて、オートロック。万が一何かあってもエントランスで取り押さえられちゃいますから、きっと♡」
お母さん……感動してる場合じゃないと思うんだけど……。
社長、しれっと怖いこと言ってる気がするし……金額が金額だから……。
「RIN」
「はい」
「今日までありがとう。あなたは退所しちゃうかもしれないけど、あなたは永遠にうちの所属タレントよッ!!」
「社長っ!!」
「さ、入るわよ」
「え、あっ」
社長……サバサバしすぎててわたしの感動がどっか行っちゃったよ……。
この目の前にそびえ立つ、立派なタワーマンションのことです。
「学校もセキュリティがしっかりしているところに編入する手続きもしていただいたのに、こんな立派なタワーマンションなんて……」
「RINの人気をナメちゃだめですよ。このマンションならセキュリティもしっかりしているし、コンシェルジュもいて、オートロック。万が一何かあってもエントランスで取り押さえられちゃいますから、きっと♡」
お母さん……感動してる場合じゃないと思うんだけど……。
社長、しれっと怖いこと言ってる気がするし……金額が金額だから……。
「RIN」
「はい」
「今日までありがとう。あなたは退所しちゃうかもしれないけど、あなたは永遠にうちの所属タレントよッ!!」
「社長っ!!」
「さ、入るわよ」
「え、あっ」
社長……サバサバしすぎててわたしの感動がどっか行っちゃったよ……。