イケメンくんは地味子に夢中
進展……ってことは、秋元くんにも好きな人いるんだ……!

なんとなく見ててわかってたんだけどね?



「え、いや、お、れはぁ……?」

「秋元くんは美璃愛ちゃんが好きなの?」

「え!?なんでバレてんだよー……」

「なんか美璃愛ちゃんを見てるときの視線?が優しかったのと話し方が若干違ったから、かな」

「うわー……俺そんなわかりやすい?」

「どうだろう、気づいてる人は一定数いるような気もするけど……ちゃんと見ないとわかんないと思う」



わたしはアイドルのときの癖で、人間観察じゃないけど人のことよく見るようにしちゃうから……あはは……。



「美璃愛には絶対言わないでくれ!!頼む!」

「大丈夫、絶対言わな、」



ガチャ



「「っ!?」」

「っち、先客か」

「会長!」



一瞬美璃愛ちゃんが戻ってきたかと思い、焦ったけど屋上に来たのはなんと颯くん。



「会長屋上使うっすか?俺らどくんで使っていいっすよ」

「おい」

「なんすか?」

「お前じゃない、編入生、お前に言っているんだ」

「な、なんですか……?」



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