イケメンくんは地味子に夢中
スクールライフ②
「じゃあここの問題を……島田さん答えてくれる?」
「はい。……Y=7√7+8Xです」
屋上でのプチ事件から数日がたち、今は数学の授業中。
転校してきてから……というか学校で初めて授業中に当てられて少し緊張しつつ答える。
「……おぉ!!すごい!ここ難しい問題なのにすごいわ!」
良かった……!間違えてなくて!
「島田さん頭よ……」
「あたし今の問題まったくわかんなかったんだけど」
「ガリ勉っぽい感じだし、見た目通りって感じじゃね?」
「でもさすがに成瀬様には勝てないでしょ!!」
少し席が遠いところからこそこそと話している声が聞こえてきて気まずい。
見た目通り……か。まぁ今の感じだとそう思われても仕方ないのかなー……あはは……。
** 美璃愛side **
「じゃあここの問題を……島田さん答えてくれる?」
「はい。……Y=7√7+8Xです」
すらすら答えた凜花ちゃんの声を背中に聞きながら、わたしも必死に問題に取り組む。
凜花ちゃん頭良すぎだよ……。
凜花ちゃんの実力はこんなものではなかった。
「はい。……Y=7√7+8Xです」
屋上でのプチ事件から数日がたち、今は数学の授業中。
転校してきてから……というか学校で初めて授業中に当てられて少し緊張しつつ答える。
「……おぉ!!すごい!ここ難しい問題なのにすごいわ!」
良かった……!間違えてなくて!
「島田さん頭よ……」
「あたし今の問題まったくわかんなかったんだけど」
「ガリ勉っぽい感じだし、見た目通りって感じじゃね?」
「でもさすがに成瀬様には勝てないでしょ!!」
少し席が遠いところからこそこそと話している声が聞こえてきて気まずい。
見た目通り……か。まぁ今の感じだとそう思われても仕方ないのかなー……あはは……。
** 美璃愛side **
「じゃあここの問題を……島田さん答えてくれる?」
「はい。……Y=7√7+8Xです」
すらすら答えた凜花ちゃんの声を背中に聞きながら、わたしも必死に問題に取り組む。
凜花ちゃん頭良すぎだよ……。
凜花ちゃんの実力はこんなものではなかった。