イケメンくんは地味子に夢中
「颯くん」
「凜花!!」
名前を呼んだ瞬間きらきらと目を輝かせて返事をした颯くん。
どうしよう……これ、言わないほうがいいかな……。
でも……っ、ここは心を鬼にして。
「ちょっと、場所変えよっか」
ギャラリーが増えて居づらくなったので人気の少ないところへ。
「颯くん」
「なに?」
「こんなこと言うのは申し訳ないんだけど……教室に来る頻度、もう少し減らせないかな……?」
「……え?」
「あ、全然嫌とかそういうことじゃないんだけどね?その、クラスのみんなもびっくりしちゃうし」
正直なところ、控えるの定義ってなんだろうと考えるほど颯くんはわたしのクラスまで毎日来ていた。
少なくても3回。朝、お昼休み、放課後。必ずその時間には来ていた。
多いときは5・6回は来ていたと思う。
そして問題なのは颯くんのこの態度。
もともとの颯くんを知っている人なら、きっとこの態度の変わりようにびっくりしているはず。
「凜花!!」
名前を呼んだ瞬間きらきらと目を輝かせて返事をした颯くん。
どうしよう……これ、言わないほうがいいかな……。
でも……っ、ここは心を鬼にして。
「ちょっと、場所変えよっか」
ギャラリーが増えて居づらくなったので人気の少ないところへ。
「颯くん」
「なに?」
「こんなこと言うのは申し訳ないんだけど……教室に来る頻度、もう少し減らせないかな……?」
「……え?」
「あ、全然嫌とかそういうことじゃないんだけどね?その、クラスのみんなもびっくりしちゃうし」
正直なところ、控えるの定義ってなんだろうと考えるほど颯くんはわたしのクラスまで毎日来ていた。
少なくても3回。朝、お昼休み、放課後。必ずその時間には来ていた。
多いときは5・6回は来ていたと思う。
そして問題なのは颯くんのこの態度。
もともとの颯くんを知っている人なら、きっとこの態度の変わりようにびっくりしているはず。