イケメンくんは地味子に夢中
「そうだね、俺これからは気をつけるよ!」
「ほんとにごめんね……!」
颯くんが理解のある人でよかった。
これで無理とか言われちゃったらどうしようかと……あはは……。
「その、それの代わりというにしては図々しいかもしれないんだけど……」
「なぁに?」
「……連絡先、交換したい……デス」
どんどん声が小さくなっていって最後は消え入るような声だったけど。
連絡先の交換くらいなら全然するのに。
「いいよ!」
「やっぱりだめだよね、って、え!?い、今いいよって言った……?」
「うん。連絡先、交換しよ?」
「ありがとう!!!」
無事に連絡先も交換し、ニコニコになった颯くんを見て安心する。
連絡先交換しただけなのにこんなに喜んでくれるなんて思わなかったなぁ。
「今日の夜、連絡するよ!」
「うん、わかった」
その夜。
『凜花、まだ起きてる?』
『聞きたいことがいっぱいあるんだけど、質問してもいいかな?』
『凜花はなんで風月学園に編入してきたの?』
『学校生活で困ってることはない?』
鳴り止まない通知に、眠い目を擦りながら対応することとなった。
「ほんとにごめんね……!」
颯くんが理解のある人でよかった。
これで無理とか言われちゃったらどうしようかと……あはは……。
「その、それの代わりというにしては図々しいかもしれないんだけど……」
「なぁに?」
「……連絡先、交換したい……デス」
どんどん声が小さくなっていって最後は消え入るような声だったけど。
連絡先の交換くらいなら全然するのに。
「いいよ!」
「やっぱりだめだよね、って、え!?い、今いいよって言った……?」
「うん。連絡先、交換しよ?」
「ありがとう!!!」
無事に連絡先も交換し、ニコニコになった颯くんを見て安心する。
連絡先交換しただけなのにこんなに喜んでくれるなんて思わなかったなぁ。
「今日の夜、連絡するよ!」
「うん、わかった」
その夜。
『凜花、まだ起きてる?』
『聞きたいことがいっぱいあるんだけど、質問してもいいかな?』
『凜花はなんで風月学園に編入してきたの?』
『学校生活で困ってることはない?』
鳴り止まない通知に、眠い目を擦りながら対応することとなった。