イケメンくんは地味子に夢中
ミルクティーにすればいちごミルク感もあるし、いちご好きのわたしにはたまらない最高の紅茶。

買いだめするくらいには好き。

ミルクと砂糖も準備して、ストロベリーティーの入ったティーカップをリビングまで運ぶ。



「おまたせ!」

「え!すごいフルーティーないい匂いする!……そういえば、これ!」



そう言って美璃愛ちゃんはおしゃれな箱を出してきた。



「こんな高級感あふれるところに安物持ってきちゃってほんとごめんって感じなんだけど……」

「そんなそんな!持ってきてくれただけで嬉しい!ありがとうー!」



箱の中にはマカロンが。

せっかくだし……と思い、キッチンから社長がくれたかわいらしいケーキスタンドを引っ張り出す。

クッキーやチョコ、たまたま冷蔵庫に入っていたミニカヌレなどを持ち、リビングに戻る。



「え!なにそのおしゃれなの!なんかヌン活してる気分になれそう」

「かわいいでしょ〜」



ケーキスタンドに美璃愛ちゃんが持ってきてくれたマカロンも並べ、ふたりで食べる。

なんかすごいJKっぽいことしてる気分……!



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