イケメンくんは地味子に夢中
「そうだったんだね。でも、今までもこれからも。わたしが友達だから!!」
「え……?」
今まで隠し事をしてきたのに、何も言わずに友達だと言ってくれる美璃愛ちゃんに思わず涙が頬を伝った。
あれ、わたし、なんで泣いて……。
「え!?凜花ちゃん!?」
「ごめ……っ、」
ぎゅっ。
わたしのことを静かに抱きしめてくれた美璃愛ちゃんの行動に、余計に涙があふれる。
「ありがとう……っ」
「あーもう泣かないで?もらい泣きしちゃうじゃん……!」
そう言った美璃愛ちゃんの声は震えていて、顔を見なくても泣いていることがわかる。
驚きとか戸惑いとか怒りとかでわたしよりも絶対泣きたいはずなのに、それを隠そうとしてわたしを抱きしめてくれる美璃愛ちゃん。
結局ふたりでわんわん泣いて、落ち着いたときに目を見合わせて。
ふたりともメイクが落ちてぐっちゃぐちゃで。それを見て大爆笑したのも良い思い出。
「……っはぁー、泣きすぎて目は痛いし。笑いすぎてお腹痛いし!!」
「せっかくきれいにメイクしてきてくれてたのに全部落としちゃうことになっちゃってごめんね?」
「え……?」
今まで隠し事をしてきたのに、何も言わずに友達だと言ってくれる美璃愛ちゃんに思わず涙が頬を伝った。
あれ、わたし、なんで泣いて……。
「え!?凜花ちゃん!?」
「ごめ……っ、」
ぎゅっ。
わたしのことを静かに抱きしめてくれた美璃愛ちゃんの行動に、余計に涙があふれる。
「ありがとう……っ」
「あーもう泣かないで?もらい泣きしちゃうじゃん……!」
そう言った美璃愛ちゃんの声は震えていて、顔を見なくても泣いていることがわかる。
驚きとか戸惑いとか怒りとかでわたしよりも絶対泣きたいはずなのに、それを隠そうとしてわたしを抱きしめてくれる美璃愛ちゃん。
結局ふたりでわんわん泣いて、落ち着いたときに目を見合わせて。
ふたりともメイクが落ちてぐっちゃぐちゃで。それを見て大爆笑したのも良い思い出。
「……っはぁー、泣きすぎて目は痛いし。笑いすぎてお腹痛いし!!」
「せっかくきれいにメイクしてきてくれてたのに全部落としちゃうことになっちゃってごめんね?」