イケメンくんは地味子に夢中
「お母さん!!」
双子のあとからゆっくり入ってきたお母さんを見て、さらに嬉しくなる。
あれ?
「お母さん、凜斗は?」
「いるわよ?ちょーっと恥ずかしがってドアの裏にいるけど」
我が家の長男、凜斗の姿が見えなくて少し焦る。
だけどお母さんの一言を聞いてか、ドアの後ろからひょこっと顔をのぞかせた。
「……ねーちゃん」
「凜斗!いらっしゃい」
ふふっかわいい。
お年頃だから恥ずかしいのかもしれないけど、それでも会いに来てくれたことが嬉しかった。
「あがって!いつまでも玄関で話してたらお隣さんに声聞こえちゃうかもだし」
「あーお隣さんで思い出したわ!さっき樹李くんに会ったのよー」
「樹李くん?」
「そーよ!幼馴染の樹李くんよ!お隣だったんなら教えてくれればいいのに〜」
リビングまでの短い廊下を歩いているときにお母さんが唐突に言った。
幼馴染?成瀬くんが?
思い当たる節がなくて頭をフル回転させる。……どんなに考えてもまったくわかんない。
「え!?凜花おぼえてないの?あんなに大好きだったのに」
双子のあとからゆっくり入ってきたお母さんを見て、さらに嬉しくなる。
あれ?
「お母さん、凜斗は?」
「いるわよ?ちょーっと恥ずかしがってドアの裏にいるけど」
我が家の長男、凜斗の姿が見えなくて少し焦る。
だけどお母さんの一言を聞いてか、ドアの後ろからひょこっと顔をのぞかせた。
「……ねーちゃん」
「凜斗!いらっしゃい」
ふふっかわいい。
お年頃だから恥ずかしいのかもしれないけど、それでも会いに来てくれたことが嬉しかった。
「あがって!いつまでも玄関で話してたらお隣さんに声聞こえちゃうかもだし」
「あーお隣さんで思い出したわ!さっき樹李くんに会ったのよー」
「樹李くん?」
「そーよ!幼馴染の樹李くんよ!お隣だったんなら教えてくれればいいのに〜」
リビングまでの短い廊下を歩いているときにお母さんが唐突に言った。
幼馴染?成瀬くんが?
思い当たる節がなくて頭をフル回転させる。……どんなに考えてもまったくわかんない。
「え!?凜花おぼえてないの?あんなに大好きだったのに」