DOLL〜呪〜


「それじゃあまたね。」

「送っていくか????」

祐司が車の鍵を指で弄びながら言った。

「大丈夫!!!よりたい所もあるし。」

「そっか。…じゃあまたな。陽子。」

そう言って祐司は陽子にキスをした。
一週間逢えないのを惜しむかのように…。



「……うん。バイバイっ!!!!」


陽子は涙がでそうなのをこらえながら、祐司のマンションを後にした。











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