DOLL〜呪〜


視界がぐらつく。


頭を駆け抜けた熱い衝撃。


気絶しそうになる意識を懸命に支えながら、愛する人の顔を見つめた。




「……祐司……………。」




最後に見たのは、祐司の残忍な笑顔だった。







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