【つぎラノノミネート中!】「急募:俺と結婚してください」の手持ち看板を掲げ困っていた勇者様と結婚することになったら、誰よりも溺愛されることになりました。
 看板で結婚相手を募集したら、双方にとって幸せな結婚も出来たりもする。

 少々頭が働こうが人生は計算通りになんて、いかないことだらけだ。

 これだけは、言っておきたい。

 まじで未来は、予想がつかない。本当にわからない。

 だから、どんな状況に遭ったとしても、人は諦めるべきではないと、俺は思う。

 なんとなく感じているのはフィオナは俺には良い印象を持っているが、既にシリルが居るので意識もされずに範疇外にされている。

 彼女にとっての恋人であり夫は、世界中にただ一人だけの特等席だからだ。

 だから、大人しくしとけば嫌がられる事もないだろう。

 自分で言うのもなんだけど……俺って本当に良き魔法使いで、見た目は可愛くて人畜無害だし?
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