今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~
「お兄ちゃんがそれでいいなら。私は街で情報収集する予定だったけど、ゼファーも来てくれたし、新しいことも増えそうだから村に帰ろうと思う」

「新しいこと?」

「うん、詳しくは省略するけど……」

 エステルから海での話を聞いたレスターは、当然ながら目を丸くした。

「魔物と取引? 大丈夫なのか?」

「大丈夫そうだったよ。むしろすごくよくしてくれそうで申し訳ないくらい」

「村で専用の担当者を決めたほうがいいかもしれないな。毎回、違う人とやり取りするのはそのラズさんって魔物も困るだろうし」

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