この恋に名前をつけるなら
その頃、バスターミナルにバスを待つ人達が数名。
その中に結空の姿があった。
手には京都行きのチケット。
大きめのリュックを背負い、ベンチに座りバスが来るの待っていた。
血が繋がっているお父さんが京都に住んでいるため、京都に住むつもりだった。
お父さんは『ずっと、うちに住めばいいじゃないか』と言ってくれたが私は断る。
仕事と住む場所が見つかるまでは、お父さんの家でお世話になるつもり。
そして、見つかり次第、一人で頑張ることをお父さんに伝えていた。
私は仁くんの顔が頭によぎる。
私は仁くんと幸せになれない。
好きな気持ちをただ押し殺し、仁くんのことを考えないようにしていた。
していたけど、無理だよ。
いつもキミのことばかり……
何で、何で?
好きだよ仁くん……
あの日、約束の日に逢えなかったことを思い返す。
もし、あの日……
約束の場所で仁くんと逢えてたら、こんな気持ちにならなくて済んだのだろうか。
戻れるなら戻りたい。
私は夜空に輝く星を眺め、後悔する。
一粒の涙が流れ落ち、あの日、逢えなかった日を思い返した。
本当にいろいろあったなあ……
その中に結空の姿があった。
手には京都行きのチケット。
大きめのリュックを背負い、ベンチに座りバスが来るの待っていた。
血が繋がっているお父さんが京都に住んでいるため、京都に住むつもりだった。
お父さんは『ずっと、うちに住めばいいじゃないか』と言ってくれたが私は断る。
仕事と住む場所が見つかるまでは、お父さんの家でお世話になるつもり。
そして、見つかり次第、一人で頑張ることをお父さんに伝えていた。
私は仁くんの顔が頭によぎる。
私は仁くんと幸せになれない。
好きな気持ちをただ押し殺し、仁くんのことを考えないようにしていた。
していたけど、無理だよ。
いつもキミのことばかり……
何で、何で?
好きだよ仁くん……
あの日、約束の日に逢えなかったことを思い返す。
もし、あの日……
約束の場所で仁くんと逢えてたら、こんな気持ちにならなくて済んだのだろうか。
戻れるなら戻りたい。
私は夜空に輝く星を眺め、後悔する。
一粒の涙が流れ落ち、あの日、逢えなかった日を思い返した。
本当にいろいろあったなあ……