この恋に名前をつけるなら

彼女はモデルみたいで、とても綺麗で可愛い。


自分にはない大人の魅力さも持っていて、私は自分に自信を持てなくなったのだろうか。



全てにおいて、彼女に負けた感じがして、気づけば涙が溢れていた。



『可愛い』と言って欲しかった化粧も今は、ひどく荒れている。



まだ休みが二日もあるが、私は松江に帰ることにした。



もう会うことはない。



そう自分に言い聞かして。




私は失恋のショックからか、

数日間、元気がなかった。