この恋に名前をつけるなら
二人はバス停に着くと、

まだ時間があることを知り、

バスが来るまで待つことに。


俺は自転車を近くに止め、

二人で楽しく話しをしていた。


すると、

そこに近づく一台の車が……



車からクラクションが鳴り、

結空の顔色が変わった。



何で?



「結空、電話したのに!迎え来たよ」


そこには、

金髪で化粧の濃い女性が運転している。


女性はタバコを吸いながら、

窓から顔を覗かせていた。
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