この恋に名前をつけるなら
強制的に俺は新歓に行くことが
決まってしまった。
翌日、他の部活動の挨拶が終わるのを、
体育館のステージ裏で待機していた。
ざっと一年生が二百人近く居るだろうか。
少し緊張を覚えた。
自分が新歓に行ったからって、
マネージャーが本当に入るのか、
疑問でしかなかった。
だけど、
キャプテンは相当、
自信があるみたいだ……
キャプテンの作戦はこうだ!
俺が新歓に登場。
俺を見るや否や、
一年生の女子達は
『あの人カッコいい!!』、
『マネージャーやりたい』と大興奮。
バスケ部マネージャーに、
入部したいと殺到し、
マネージャーをゲットする。
いやいや……
そんな上手くいくかね?
俺がそう思い悩んでいると、
とうとうバスケ部の番がやってきた。
教頭先生に呼ばれ、
バスケ部代表として、
ステージに上がる。
すると、
騒ついているのが、
ステージ上からでも分かった。
「ねぇ?あの人見て!カッコよくない?」
「何部?え!バスケ?」
「彼女いるのかなーー?」
おいおい、
キャプテンの言った通り、
ここまで順調ではないか。
女子達の声が飛び交う中、
俺はマイクを握りしめて喋り出した。
決まってしまった。
翌日、他の部活動の挨拶が終わるのを、
体育館のステージ裏で待機していた。
ざっと一年生が二百人近く居るだろうか。
少し緊張を覚えた。
自分が新歓に行ったからって、
マネージャーが本当に入るのか、
疑問でしかなかった。
だけど、
キャプテンは相当、
自信があるみたいだ……
キャプテンの作戦はこうだ!
俺が新歓に登場。
俺を見るや否や、
一年生の女子達は
『あの人カッコいい!!』、
『マネージャーやりたい』と大興奮。
バスケ部マネージャーに、
入部したいと殺到し、
マネージャーをゲットする。
いやいや……
そんな上手くいくかね?
俺がそう思い悩んでいると、
とうとうバスケ部の番がやってきた。
教頭先生に呼ばれ、
バスケ部代表として、
ステージに上がる。
すると、
騒ついているのが、
ステージ上からでも分かった。
「ねぇ?あの人見て!カッコよくない?」
「何部?え!バスケ?」
「彼女いるのかなーー?」
おいおい、
キャプテンの言った通り、
ここまで順調ではないか。
女子達の声が飛び交う中、
俺はマイクを握りしめて喋り出した。