私の担当医。

オペ中の海斗から電話が来て
以前会った海斗の幼馴染が迎えに来てくれるから病院に来いと言われた。

行ったところで海斗がいない

誰に何されるかわからない。

怖い

でも真由さんや翔太くんが待っててくれてる。

痛過ぎてどうにかしたい。

...ピンポーン

葛藤にかられながら
痛みに耐えてたらチャイムが鳴った

「斎藤 大和です。海斗に頼まれてきましたー。
すずちゃん、開けてくれる?」

「...あいてる」

「入るよ?」

私服の大和くんが家に入ってきた

「大丈夫?
どこが1番痛い?」

「...背中」

「今日、非番でさぁ俺の車なんだけどいい?救急車じゃないんだ」

「...病院行っても...海斗オペ中でいないし行きたくない。」

「でもこの状態はやばいよ、すずちゃん。」

わかってるけど勇気が出ない。

「よし、いくよ」

海斗に似て少し強引なところもあるけど
私のためってのがわかるから従って
大人しく車に乗り込んだ。

この選択が私のミスだった
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