私の担当医。
「私ね...小さいころから病院嫌いだったの。
痛い検査したり行動制限されたりなんでもダメって言われて。それでもできるときは頑張って治療してた」
泣きながら話した
「なのにある日、担当医が変わったの。その担当医は私が嫌だ!っていうと無理矢理、その治療や検査をした。拒否したり逃げたりするとすぐに鎮静剤を点滴されて抵抗できないようにされて治療された。ひどい時には縛り付けられた」
それから全部全部話した
嗚咽するくらい泣きながら
がむしゃらに全て話した。
橘先生は片時も離れずずっとそばにいて話を聞いてくれた。
先生の優しさがあったかい。
人の温もりを久しぶりに感じながら
気づいたらそのまま眠ってしまっていた