MARIONETTE
「ねぇ瑠実?晴斗君って何年生かな」


身だしなみ整えてる瑠実の背中に問いかけた。


「んー5年生ぐらいじゃない?


それかもっと下っぽそう」


「確かにーあの身長だもんね」


「うん。でも可愛かったね~」


あたし達はさっきのことを思い出していた。






「晴斗君かぁ…」


口には出していないつもりだったのに


その言葉は私の口からでていた。






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