MARIONETTE
「「璃央」」


やっと安心したところに瑠実と太陽が声をかけてきた。


瑠実も泣いてた。










「帰るぞ」




太陽がゆっくりと歩きだした。




その間も晴斗はずっと手を握っていてくれた。





私の手の震えが止まるまでずっと













優しい手で






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