結婚の条件は愛を捧げることでした
もう恋に落ちています
結婚式が終わり、今日から私たちは一緒に住み始める。

とは言っても部屋は別だし、シャアハウスに近いかもしれない。

「水穂、夕飯食べようか」

「はい」

私がキッチンに向かうとすでにもう美味しそうな料理が出来ていた。

「朔馬さんが作ったんですか?」

「水穂に食べてもらいたくて、練習したんだ」

「なんか私が愛を捧げるはずなのに、朔馬さんが私を好きにさせようとしてません・・・?」
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