雨音

顔が熱くなってきた。
恥ずかしいからかなぁ?
私は気を紛らわすために
ご飯の支度をすることにした。
エプロンをつけて台所へ行った。
『歌音?』
『何?』
珍しく雨から話かけられた。
『俺の歌聴いてくれないか』
そういうといつものギターを
ケースから取り出した
『ぜひ!!』
そういうと雨は嬉しそうに
準備を始めた


『曲名はだYOUだよ』
『自分で作ったの?』
『当たり前だろ!!俺はシンガーソングライターになりたいんだからな』
『すご―い』
『いいとことか悪いとことか全部言ってくれよ?』
『分かった』
『あ―恥ずかしい』
そういうと雨は少し赤い顔に
自分の手を近づけて
恥ずかしいという動作をしてみせた
『下手だけど笑うなよ』
『うん!!』
上手いくせに!!
って心の中でつぶやいた。
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