雨音
私は自然と涙が流れた…
『雨…』
外が雨の音に変わった

雨の声は響きわたっていた…

響くその声に
愛を感じた。

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―――――――


『どう?』
『感動した』
『女目線で歌ったんだ』
『どうして?』
『男はほとんどの奴が心が腐ってるだろ?』
『そうなの?』
『多分…だから俺は純粋な女になりきって腐った男を思う切ない歌を歌ったんだ』
『だから感動できたのかなぁ?』
『そうだな』
そういうと雨は私の涙を
拭いてくれた
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