恋ノ初風
「凛ママに今度料理教えてって言っといてよ」
「ええ?まあいいけど。心ってそんな料理熱心だったか?」
私は運悪く口の中にご飯が入っている。
「ふひはっはほ」
そのまま喋ったものだから入れ歯の取れたおばあちゃんみたいな喋り方になってしまう。
「え?なんて?」
凛が耳を近づけてくる。私はちょっと待ってと手を出して急いでご飯を飲み込もうとする。早くもぐもぐすると顎が疲れる。そして少ししてようやく食べ終えた。
「好きだったよ」
「覚えてないな…」
凛が首を傾げた。凛がいるときにしてなかったかなあ。料理に興味を持ち始めたこと自体が最近だったからかも。凛が家にい遊びに来たときは料理を作る機会なんてなかった気がする。
「今度なんか作ってくれよ」
「上手になったらね。まだそんなに自信ないし」
「伸びしろしか無いからな。此れからに期待って所か」
「あー。やっぱりあんまし美味しくなかったんじゃん!」
伸び代しかない=今は下手くそということ。これから頑張って練習しないと。そして私達はまた他愛のない会話をしながら残りのお弁当を食べ始めた。
「ええ?まあいいけど。心ってそんな料理熱心だったか?」
私は運悪く口の中にご飯が入っている。
「ふひはっはほ」
そのまま喋ったものだから入れ歯の取れたおばあちゃんみたいな喋り方になってしまう。
「え?なんて?」
凛が耳を近づけてくる。私はちょっと待ってと手を出して急いでご飯を飲み込もうとする。早くもぐもぐすると顎が疲れる。そして少ししてようやく食べ終えた。
「好きだったよ」
「覚えてないな…」
凛が首を傾げた。凛がいるときにしてなかったかなあ。料理に興味を持ち始めたこと自体が最近だったからかも。凛が家にい遊びに来たときは料理を作る機会なんてなかった気がする。
「今度なんか作ってくれよ」
「上手になったらね。まだそんなに自信ないし」
「伸びしろしか無いからな。此れからに期待って所か」
「あー。やっぱりあんまし美味しくなかったんじゃん!」
伸び代しかない=今は下手くそということ。これから頑張って練習しないと。そして私達はまた他愛のない会話をしながら残りのお弁当を食べ始めた。