私の恋物語
咥えて勇気達の所へ駆け寄る。

「…あっ!やっと来たぁ!!」

「ごめん、ごめん!!寝坊しちゃって!!」

私は手と手を合わせて "ごめん" の合図をする。

「はぁ…。そんなボサボサの髪にちゃんと履けてない靴なんか見たら言われなくてもわかるよ。」

時人は私をムッとした表情で睨む。

「う…。だからごめんてぇ!!」

「本当に反省してる?」

「はいはい!焼きそばパン奢りますからぁ!!」

「よし!それなら許そう!」

「単純か!!」

私と勇気の会話に時人がツッコむ。

こんな風に3人で笑ってる時間が大好き。

勇気は私が小さい頃から好きな人で初恋の人。

時人は成績優秀で私が勇気のこと好きなのを唯一知ってる人。
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