私の恋物語
だいないようだ。

「時人まだなのー?」

「みたいだね。」

「もーチャイムなるってのッ!!」

「まぁまぁ、気長に待とうよ~」

プンプン怒ってる勇気と校門の前で時人を待つ。



――…数分後

「あ!時人遅い~」

「お、おま、お前らが速いん、だ、よ!…ハァ、ハァ…。」

「時人大丈夫ー?」

「だ、大丈夫じゃ、ね、ぇ…。」


――…キーンコーンカーンコーン~…

「ってやば!!!」

「あわわわっ!!始まる!始まる!」

「おま、お前らのせいだからなーッ!!」

自分で言うのもなんだけど、もう高校生なのに私達は小学生のようにドタドタと足音を鳴らせて階段を上がる。
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