私の恋物語
「鬼!!」

「はいはい。」

「うぅ~…。てゆうか勇気もくれば良かったのにね。先帰っちゃって!もー!」

「…そういえばさ、」

前髪を触りながらチラチラ私を見てくる時人。

「ん?」

「今最近何かあったりした?勇気と…。」

「え!?あ、あぁ~いつも通りかなぁ?えへへっ」

きっと時人も恋話したいんだろうなぁ!

ふふっ可愛いとこあるんだからっ!

私がいつも通りかなって頭をポリポリかくとそっか、とだけ言ってまた勉強を再開する時人。

そんなスパルタ時人のおかげでーーー!!

「やったぁ!!74点だ!」

「やったな!」

私と時人はイェーイ!とハイタッチをする。
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