ただ…傍にいたいだけ…
俺は雛葉の手を掴み、寝室に引っ張った。

雛葉のベッドに乱暴に寝かせ、組み敷いた。

「ちょっ…琉輝くん!!!?」

そして俺は、ズボンのベルトを素早く取って雛葉の両手首に巻き付け縛った。

「琉輝くん!!やめて!!!?」

雛葉が、必死に抵抗している。
でも雛葉みたいな、ほっそい女が俺に敵うわけがない。


「そんなに、俺を捨てたいんだったら………
最後に好きにさせろよ………!!!」

「え?」

「キスして、抱かせろよ………!!!!」

「何、言って…んの……?」

「つか!
好きにするから!!!」


そう言って俺は、雛葉の口唇に食らいついた。

「んーー!!?んーーー!!んーー!!」

わ…/////ヤベッ…/////柔らけぇー/////

「んぁ……雛葉…雛葉…雛葉……」
そして服を乱暴に脱がしながら、雛葉の身体にも吸い付いた。

「琉輝く……お願…やめ……っ…」

「俺のこと、身代わりにしていいから、俺を見て?」


やっと、触れる。
雛葉の全てに━━━━━━



ずっと理性で抑え込んでいた欲が爆発したように、俺はとにかく夢中で雛葉の身体を貪った。

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