夕焼けの恋

『もともとメッセージで送ろうと思ってたんだけどね、この気持ちを文章では表現できないと思って！で、今度さ、またどっか行こうよ。どこがいい？』

「え…」

さっきの言葉は本気で言っていたのか。

「俺は…どこでもいいですよ。弥生さんどこが行きたいところないですか？」

『うーん、じゃあさ！この前できたショッピングモール、行きたい！』

「ショッピングモールですか、なんか買いたいものあるんですか？」

『基本はブラブラしたいだけなんだけど、服買いたいかな』

「まあ、いいですよ。じゃあショッピングモール行きましょう」