となりの君へ
初めはそれが蒼太と類を指しているとは思わなかった。

けど、特徴と彼女たちの視線からそれが2人のことを言っていると気づいた。

私は2人がイケメンとかいうように意識したことはない。

だけど、世間的にはそうなのかもしれない。

自分のことを言われているとは全く自覚していない類と蒼太は気にせず進んで行く。

私は少し寂しくなった気持ちを振り切って彼らに追いついた。


教室に着いてから、私はさっきの彼女たちが言っていることが類と蒼太を言っていると確信した。
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