となりの君へ
そう思ったら、なんだかどうでもよくなった。
「歩いてたけど、それが?」
「なによ、その態度!」
「その前に一緒にクレープも食べに行ったし」
「類くんはみんなのものなんだから。一人で抜け駆けしないで。私、許さないから」
そう言って結奈とその取り巻きたちは去っていった。
しばらくしてから私が教室に戻ると、前よりさらに私に対する空気が悪くなっていた。
誰も私に反応しない。
「あ、未紘おはよー」
「歩いてたけど、それが?」
「なによ、その態度!」
「その前に一緒にクレープも食べに行ったし」
「類くんはみんなのものなんだから。一人で抜け駆けしないで。私、許さないから」
そう言って結奈とその取り巻きたちは去っていった。
しばらくしてから私が教室に戻ると、前よりさらに私に対する空気が悪くなっていた。
誰も私に反応しない。
「あ、未紘おはよー」