星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
トレイを置いた深山さんにスマホの画面を見せて、通販サイトを見てもらう。
深山さんは嬉しそうににこにこしながら「これかな? いや、これもいい」と、一緒に選んでくれている。
いろいろ悩んだ結果、チャーム部分が星型で、ダイヤモンドがキラキラと輝いているネックレスに決定した。
退院までには届きそうで、安心だ。
「でも、彼女と一緒に選ばなくてよかったの?」
「今回は、サプライズということで」
「いいねぇ。 彼女、幸せだね」
「いえ、俺の方が彼女に幸せにしてもらっています」
もともと、彼女を不倫から救い出すために声をかけた。
それなのに、俺が病気を患い入院となり、今は俺の方が支えてもらっている。
それだけがすべてではないけれど、彼女は俺にとって、いなくてはならない存在だ。
「……彼女と選びに行くのは、婚約指輪にします」
「きゃー! いいじゃない! じゃあ、彼女のためにも元気で退院しないとね」
「もちろんです。 これからは、俺が絶対幸せにします」
「男前だね! 彼女が羨ましいわ」と嫌味を言いながら、深山さんは病室から出て行ってしまった。
静かになった病室で食事を食べながら、1人考える。
絶対、俺が星七を幸せにする。
たくさん迷惑を掛けた分、これからは彼女が笑顔になれる日々を送れるようにしていくーーそう誓った。
深山さんは嬉しそうににこにこしながら「これかな? いや、これもいい」と、一緒に選んでくれている。
いろいろ悩んだ結果、チャーム部分が星型で、ダイヤモンドがキラキラと輝いているネックレスに決定した。
退院までには届きそうで、安心だ。
「でも、彼女と一緒に選ばなくてよかったの?」
「今回は、サプライズということで」
「いいねぇ。 彼女、幸せだね」
「いえ、俺の方が彼女に幸せにしてもらっています」
もともと、彼女を不倫から救い出すために声をかけた。
それなのに、俺が病気を患い入院となり、今は俺の方が支えてもらっている。
それだけがすべてではないけれど、彼女は俺にとって、いなくてはならない存在だ。
「……彼女と選びに行くのは、婚約指輪にします」
「きゃー! いいじゃない! じゃあ、彼女のためにも元気で退院しないとね」
「もちろんです。 これからは、俺が絶対幸せにします」
「男前だね! 彼女が羨ましいわ」と嫌味を言いながら、深山さんは病室から出て行ってしまった。
静かになった病室で食事を食べながら、1人考える。
絶対、俺が星七を幸せにする。
たくさん迷惑を掛けた分、これからは彼女が笑顔になれる日々を送れるようにしていくーーそう誓った。