星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
買い物を終えて大空のアパートへと向かうと、私は玄関の鍵をしっかり施錠した。

すぐに夕飯の支度に取り掛かり、今日のメインメニューであるチーズインハンバーグを焼き上げる。
サイドメニューの豆腐とわかめのお味噌汁を作っていると、玄関で物音が聞こえた。


「ただいま。 あ、いい匂いがする」

「お帰りなさい。 今日はチーズインハンバーグにしようと思って」

「本当に? 俺、星七の作るハンバーグ好き」

「ありがとう。 もうすぐ焼けるよ」


「じゃあ、手洗ってくる」と言いながら洗面台に向かった大空。

その間に料理を完成させてしまおう。
チーズインハンバーグをお皿に移し替え、付け合わせのサニーレタスを盛っていると、後ろから大空にぎゅっと抱きしめられる。


「大空? どうしたの?」

「はぁ……今日は疲れた。 ちょっと充電させて」


そう言った大空は自分の方に私の顔を向けると、優しくキスをする。

……と、なぜかそのキスが段々と激しくなっていき、甘い吐息が漏れ始める。


「んっ……そ、大空…ハンバーグ、冷めちゃうよ?」

「……んー? ハンバーグより、星七がよくなった」

「えっ……!? ちょ、大空っ……!」


必死で抵抗しても、大空はキスをやめてはくれない。
それどころか私の服を1枚ずつ脱がせていき、身に着けているのはピンクの花柄のエプロン1枚……。
< 107 / 144 >

この作品をシェア

pagetop