星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
シンジツ
あの約束から2週間が過ぎた日曜日。 私はとある駅の待合室で、ある人物がくるのを待っていた。
相手は、もちろん梅沢先生。
私のわがままを聞き入れてくれた彼と、今日はショッピングモールに出かける予定をしていた。
今日のために春の新作ワンピースを購入し、美容院に行って髪型も少し変えた。
準備万端で、梅沢先生の到着を待っているのだけれど。
約束の時間は11時。
現在の時刻は……11時半。
現時点で連絡は一切なく、私が11時前に『駅に着きました』と送信したメッセージも未読のままだ。
この2週間、特になにも変わった様子はなかった私たち。
つい2、3日前はいつものように抱き合っていたし、今日のことも「楽しみにしている」と口にしていた彼。
それなのに……いったいどうしたのだろうか。
『都合、悪くなりましたか? とりあえず、まだ駅にいます』
とりあえず、まだ駅で待っていることを伝えておく。
メッセージは当然既読はつかなくて、ますますなにかあったのかと不安になる。
もしかして、患者が急変して病院に呼ばれた可能性だってある。 そうなったら当然優先すべきは患者の対応だし、メッセージに気が付かないのはわかる。
そうは言っても、合間にメッセージくらい入れてくれてもいいのになぁ、と思ったときだった。
相手は、もちろん梅沢先生。
私のわがままを聞き入れてくれた彼と、今日はショッピングモールに出かける予定をしていた。
今日のために春の新作ワンピースを購入し、美容院に行って髪型も少し変えた。
準備万端で、梅沢先生の到着を待っているのだけれど。
約束の時間は11時。
現在の時刻は……11時半。
現時点で連絡は一切なく、私が11時前に『駅に着きました』と送信したメッセージも未読のままだ。
この2週間、特になにも変わった様子はなかった私たち。
つい2、3日前はいつものように抱き合っていたし、今日のことも「楽しみにしている」と口にしていた彼。
それなのに……いったいどうしたのだろうか。
『都合、悪くなりましたか? とりあえず、まだ駅にいます』
とりあえず、まだ駅で待っていることを伝えておく。
メッセージは当然既読はつかなくて、ますますなにかあったのかと不安になる。
もしかして、患者が急変して病院に呼ばれた可能性だってある。 そうなったら当然優先すべきは患者の対応だし、メッセージに気が付かないのはわかる。
そうは言っても、合間にメッセージくらい入れてくれてもいいのになぁ、と思ったときだった。