星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
家族団らん室の電気を点けて、近くにあったテーブルに書類を置く。
……いったいなんなのよ。
用件もきちんと伝えず、私を別室に呼び出したりして。
今日やらばければいけない仕事を早く終わらせて、私は梅沢先生との食事に行きたい。
「どうしたの? なにか相談事?」
さっさと話を終わらせたくて、入るなり話を振る。
どうせ、なにか仕事で失敗したとかで先輩看護師に言えずに、私を介して先輩看護師の耳に入るよう相談を持ち掛けて来るのであろう。 だって今までにこういうこと、何回かあったし。
本当はこんなこと聞いちゃダメなんだろうけど、同じ部門の先輩に言いにくいのもよくわかる。
「私、この後仕事が立て込んでて、早く用件言ってもらってもいい? 私にできることなら手伝うから」
なんとなく煮え切らない態度のまま、なにか思い悩んでいる様子の遠山くん。
私から「できることがあれば」と勝手に話を決めつけて、彼が上手く話せるよう促していく。
ーーが、彼は、とんでもないことを口にした。
「……井筒さん、不倫…してますよね? 梅沢先生と」
「え?」
一瞬、時が止まったような感覚に陥った。
彼が言った言葉は想像もしていなかった内容で、背中に嫌な汗が滲み始める。
今まで誰にもバレずに上手くやってきた梅沢先生との付き合い。
……いったいなんなのよ。
用件もきちんと伝えず、私を別室に呼び出したりして。
今日やらばければいけない仕事を早く終わらせて、私は梅沢先生との食事に行きたい。
「どうしたの? なにか相談事?」
さっさと話を終わらせたくて、入るなり話を振る。
どうせ、なにか仕事で失敗したとかで先輩看護師に言えずに、私を介して先輩看護師の耳に入るよう相談を持ち掛けて来るのであろう。 だって今までにこういうこと、何回かあったし。
本当はこんなこと聞いちゃダメなんだろうけど、同じ部門の先輩に言いにくいのもよくわかる。
「私、この後仕事が立て込んでて、早く用件言ってもらってもいい? 私にできることなら手伝うから」
なんとなく煮え切らない態度のまま、なにか思い悩んでいる様子の遠山くん。
私から「できることがあれば」と勝手に話を決めつけて、彼が上手く話せるよう促していく。
ーーが、彼は、とんでもないことを口にした。
「……井筒さん、不倫…してますよね? 梅沢先生と」
「え?」
一瞬、時が止まったような感覚に陥った。
彼が言った言葉は想像もしていなかった内容で、背中に嫌な汗が滲み始める。
今まで誰にもバレずに上手くやってきた梅沢先生との付き合い。