星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
遠山くんの言っていた通り駅から近くで、あっと言う間に到着してしまった。
『ラーメン虹色』とダイナミックに描かれいる赤い暖簾を潜り抜けると、店内には真っ白な湯気が立ち上っていて、美味しそうなラーメンの匂いで充満している。
夏で暑いというのにも関わらず店内はお客でいっぱいで、かろうじて空いている1番奥のカウンター席に2人並んで腰かけた。
「この店、有名なの?」
「有名ですよ。 グルメ雑誌にもよく掲載されてますし。 知らなかったんですか?」
「……知らない。 あんまりラーメン屋、入ったことないから」
「それはそれは、いい機会ですね」
メニュー表を見ながらそんな会話を交わし、私は虹色塩らーめん。 遠山くんは、こってり醤油虹色らーめん+エビ餃子をそれぞれ注文した。
しばらくするとラーメンがカウンターに置かれ、「いただきます」と言ってから、ラーメンに手を付けた。
「んんっ! 美味しい……!!」
「でしょう? 本当に美味しいんですよ」
一見濃い様に見えたスープは意外にあっさりとしていて、麺ものど越しがいい。 野菜もたっぷり乗っていて、久しぶりに口にしたラーメンに、思わず感激の声が漏れてしまう。
そんな私を嬉しそうに眺めながら、遠山くんも自分のラーメンを啜った。
『ラーメン虹色』とダイナミックに描かれいる赤い暖簾を潜り抜けると、店内には真っ白な湯気が立ち上っていて、美味しそうなラーメンの匂いで充満している。
夏で暑いというのにも関わらず店内はお客でいっぱいで、かろうじて空いている1番奥のカウンター席に2人並んで腰かけた。
「この店、有名なの?」
「有名ですよ。 グルメ雑誌にもよく掲載されてますし。 知らなかったんですか?」
「……知らない。 あんまりラーメン屋、入ったことないから」
「それはそれは、いい機会ですね」
メニュー表を見ながらそんな会話を交わし、私は虹色塩らーめん。 遠山くんは、こってり醤油虹色らーめん+エビ餃子をそれぞれ注文した。
しばらくするとラーメンがカウンターに置かれ、「いただきます」と言ってから、ラーメンに手を付けた。
「んんっ! 美味しい……!!」
「でしょう? 本当に美味しいんですよ」
一見濃い様に見えたスープは意外にあっさりとしていて、麺ものど越しがいい。 野菜もたっぷり乗っていて、久しぶりに口にしたラーメンに、思わず感激の声が漏れてしまう。
そんな私を嬉しそうに眺めながら、遠山くんも自分のラーメンを啜った。