星空の下で愛を♦年下看護師の彼は彼女に一途な愛情を注ぐ♦
ミツケタ
夏もいよいよ本番となり、毎日30℃超えの真夏日が続いている。
電車の中も満員で冷房の役割を果たせておらず、出勤するだけで汗だくになってしまうくらい。
駅から病院までの道のりをいつもより速足で歩くと、冷房の効いた院内へと入った。
「おはようございます」
「あ、井筒さんおはよう」
仕事場である地域連携室に入ると奈部さんはもう出勤していて、慌ただしく書類をまとめている。
私も席について電子カルテの電源を入れると、今日のスケジュールを頭の中で思い浮かべた。
今日は、朝イチで病棟に確認しなければならないことが数件ある。
「ちょっと、病棟上がってきます」
「はーい! 行ってらっしゃい」
相変わらず忙しそうな奈部さん。
必要な書類をまとめると、奈部さんに見送られながら今入ったばかりの地域連携室を出ていく。
エレベーターの前で立ち止まって書類を眺めながら、タイミングが合えば遠山くんに会えるかな……と、淡い期待を抱いていた。
昨日、遠山くんに連絡をしたけれど繋がらなかった。 日勤が長引いて残業していたからかな?と思いメッセージを入れておいたけれど、それにも返信がない。
朝メッセージ画面を確認したけれど既読にすらなっていなくて、さすがに気になってしまった。
電車の中も満員で冷房の役割を果たせておらず、出勤するだけで汗だくになってしまうくらい。
駅から病院までの道のりをいつもより速足で歩くと、冷房の効いた院内へと入った。
「おはようございます」
「あ、井筒さんおはよう」
仕事場である地域連携室に入ると奈部さんはもう出勤していて、慌ただしく書類をまとめている。
私も席について電子カルテの電源を入れると、今日のスケジュールを頭の中で思い浮かべた。
今日は、朝イチで病棟に確認しなければならないことが数件ある。
「ちょっと、病棟上がってきます」
「はーい! 行ってらっしゃい」
相変わらず忙しそうな奈部さん。
必要な書類をまとめると、奈部さんに見送られながら今入ったばかりの地域連携室を出ていく。
エレベーターの前で立ち止まって書類を眺めながら、タイミングが合えば遠山くんに会えるかな……と、淡い期待を抱いていた。
昨日、遠山くんに連絡をしたけれど繋がらなかった。 日勤が長引いて残業していたからかな?と思いメッセージを入れておいたけれど、それにも返信がない。
朝メッセージ画面を確認したけれど既読にすらなっていなくて、さすがに気になってしまった。