シンデレラは王子様と離婚することになりました。
「なんだかデートみたい」
と私が言うと、
「デートだろ」
と社長がさらっと言い放った。
「じゃあ私、初デートだ」
私の言葉に社長は目を見開いて驚いた。
「この歳で、初デートって引きました?」
「いや、顔のニヤけを隠せないくらい嬉しい」
社長の顔を覗き込むと、本当に口元が嬉しそうに緩んでいた。
すると社長は道の途中で立ち止まった。
「色々と順番が逆だが、これを受け取ってほしい」
社長は真面目な顔をして私と向き合い、四角いリングケースを差し出した。
(ドラマとかで見たことある。もしかしてこれって……)
社長がリングケースを開けると、息を飲むほどの大きなダイヤの指輪があらわれた。
と私が言うと、
「デートだろ」
と社長がさらっと言い放った。
「じゃあ私、初デートだ」
私の言葉に社長は目を見開いて驚いた。
「この歳で、初デートって引きました?」
「いや、顔のニヤけを隠せないくらい嬉しい」
社長の顔を覗き込むと、本当に口元が嬉しそうに緩んでいた。
すると社長は道の途中で立ち止まった。
「色々と順番が逆だが、これを受け取ってほしい」
社長は真面目な顔をして私と向き合い、四角いリングケースを差し出した。
(ドラマとかで見たことある。もしかしてこれって……)
社長がリングケースを開けると、息を飲むほどの大きなダイヤの指輪があらわれた。