溺愛幼なじみは甘くて強引
「……理央は、あいかわらず優しいね」
悲しそうに笑うアリスちゃん。理央の「送るよ」という申し出を、なぜか断った。
「うっそよ~理央!送らなくて大丈夫。本当に近くだから、気にしないで!それより、南月ちゃんを頼んだからね♡」
「え、でも、」
「いーから、いーから!」
「……じゃあ、分かった。気を付けて帰ってね?アリス」
理央にそう言われ、ホッと胸を撫で下ろしたアリスちゃん。「はーい、気を付けて帰るね♡」と理央に投げキッスをしながら、回れ右をした。
でも、ついさっき、あんな事があったのに!?また危ない目に遭ったら大変だよ!
「待ってアリスちゃん!やっぱり私も――」
私がアリスちゃんを追いかけて、華奢な肩をグイと引っ張る。すると、怖い目をした彼女と目が合った。
あ、これは「ダークモード」なアリスちゃんだ……!
悲しそうに笑うアリスちゃん。理央の「送るよ」という申し出を、なぜか断った。
「うっそよ~理央!送らなくて大丈夫。本当に近くだから、気にしないで!それより、南月ちゃんを頼んだからね♡」
「え、でも、」
「いーから、いーから!」
「……じゃあ、分かった。気を付けて帰ってね?アリス」
理央にそう言われ、ホッと胸を撫で下ろしたアリスちゃん。「はーい、気を付けて帰るね♡」と理央に投げキッスをしながら、回れ右をした。
でも、ついさっき、あんな事があったのに!?また危ない目に遭ったら大変だよ!
「待ってアリスちゃん!やっぱり私も――」
私がアリスちゃんを追いかけて、華奢な肩をグイと引っ張る。すると、怖い目をした彼女と目が合った。
あ、これは「ダークモード」なアリスちゃんだ……!