溺愛幼なじみは甘くて強引
「ジップロックに入れたら最低一日は開封しちゃダメって、ネットに書いてあったの。
だから”今スマホは使えない”って、お母さんに言っておかないと。
さっきみたいに電話がかかってくるかもしれないじゃん!」
「……なんで?」
「だから、」
もう一度、説明しようとした。だけど……。
太陽くんの「なんで」は、違う箇所にあったみたいで――
「俺と母さんが、さっき電話したって。なんで南月ちゃんが知ってるの?」
「……あ」
しまったー!うっかり喋っちゃったよ!
そうだ、こっそり太陽くんの事を見てたから、内緒にしないといけないのに!
冷や汗をダラダラとかく私に、怖いくらいニッコリ顔の太陽くんが近づいてくる。
そして――
だから”今スマホは使えない”って、お母さんに言っておかないと。
さっきみたいに電話がかかってくるかもしれないじゃん!」
「……なんで?」
「だから、」
もう一度、説明しようとした。だけど……。
太陽くんの「なんで」は、違う箇所にあったみたいで――
「俺と母さんが、さっき電話したって。なんで南月ちゃんが知ってるの?」
「……あ」
しまったー!うっかり喋っちゃったよ!
そうだ、こっそり太陽くんの事を見てたから、内緒にしないといけないのに!
冷や汗をダラダラとかく私に、怖いくらいニッコリ顔の太陽くんが近づいてくる。
そして――