溺愛幼なじみは甘くて強引
「ゴメン……、触りたい」

「え」


ギラギラと、ケモノみたいに光っていたから。


「さ、触りたい……って、わぁ!?」


突然、私の視界がぐるりと回った。どうやら、理央に押し倒されたみたい。


あ!そういや、ここはベッドだった!


いつものように、何気なしに座っちゃってたよ……!


「あの、理央……?」

「南月……かわいい」

「え、ひゃ!」


理央は私の首に、顔を埋めた。

一気に近づいた理央の髪から、いい匂いが漂って来る。


だけど、とてもリラックスできる状況じゃない。

だって、理央は私の首に――


「南月、好き。好きだよ」

「や、あ、あの……っ」


さっきから、何度もキスをされる。首に、顔に、おでこに。


そして――
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