溺愛幼なじみは甘くて強引
そして「どうしようか」なんて言い合っていた。
「ねえ、どういう事?二人は、南月がああなった原因について、何か知ってるわね?」
「何かっていうか、全部知ってるかな。
たぶん、原因コレ」
真琴ちゃんが、手に持っている銀色の包み紙を見せた。
「これ、親が旅行で買って来たチョコなんだけどね。
リキュール入りなのよ」
「えっと、つまり……お酒が入ったチョコ?」
「そうそう。それを知らなくて、朝、色んな人に配ったのよ。
南月は、ジュースを飲む前にチョコを食べちゃったみたいね」
「……」
アリスちゃんが「ちょっと待って」と言って、目を伏せた。
そう。
つまり、私は――
「ただ酔っぱらってるだけ、ってこと?」
「ねえ、どういう事?二人は、南月がああなった原因について、何か知ってるわね?」
「何かっていうか、全部知ってるかな。
たぶん、原因コレ」
真琴ちゃんが、手に持っている銀色の包み紙を見せた。
「これ、親が旅行で買って来たチョコなんだけどね。
リキュール入りなのよ」
「えっと、つまり……お酒が入ったチョコ?」
「そうそう。それを知らなくて、朝、色んな人に配ったのよ。
南月は、ジュースを飲む前にチョコを食べちゃったみたいね」
「……」
アリスちゃんが「ちょっと待って」と言って、目を伏せた。
そう。
つまり、私は――
「ただ酔っぱらってるだけ、ってこと?」