溺愛幼なじみは甘くて強引
「理央の事を好きだって思ったら、理央に、たくさん触りたくなる。

理央となら、どんな事もしてみたいって。平気だって……今なら、そう思うの」

「え……。それって……」


ゴクンと。理央の出っ張った喉仏が、素早く上下した。

なんだか、それさえも愛しく思えて……。

ギュッと理央にしがみつく。


「な、南月……っ?」

「理央。好き。大好きだよ。

今まで待ってくれて、ありがとう」


この言葉を、あなたに伝えることが出来て――心から嬉しい。


「私と付き合ってください」

「南月……」

「私、理央の彼女になりたいの」

「……っ」


理央は、ギュッと体に力を入れた後。

私の首元に、顔を埋めた。
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