溺愛幼なじみは甘くて強引
――アリスに負けんなって言ってんの。それとも、理央くんを諦めるの?
私には、出来ない事が多い。それでも、理央の隣にいることだけは諦めたくない。
どんなに不安に押しつぶされそうになっても、理央を好きでい続ける私を「諦めない」でいたい。
「私、理央を取られたくない」
「南月……?」
「だって、私は理央が好きだから。誰よりも大好きって、自信があるから」
「!」
理央。朝アリスって子に訂正できなくてゴメン。「私の理央だよ」って、胸を張って言えなくてゴメン。
あの時は、自信がなかったの。自分がそんなことを言える立場にないって思ってた。
だけど、違う。
立場とか、そんな物は関係ないんだ。大切なのは――理央を好きな気持ち。
理央の隣にいる理由は、それだけでいいって。やっと気づけたの。
「南月?ど、どうしたの?」
「ねぇ理央、目を瞑って」
私には、出来ない事が多い。それでも、理央の隣にいることだけは諦めたくない。
どんなに不安に押しつぶされそうになっても、理央を好きでい続ける私を「諦めない」でいたい。
「私、理央を取られたくない」
「南月……?」
「だって、私は理央が好きだから。誰よりも大好きって、自信があるから」
「!」
理央。朝アリスって子に訂正できなくてゴメン。「私の理央だよ」って、胸を張って言えなくてゴメン。
あの時は、自信がなかったの。自分がそんなことを言える立場にないって思ってた。
だけど、違う。
立場とか、そんな物は関係ないんだ。大切なのは――理央を好きな気持ち。
理央の隣にいる理由は、それだけでいいって。やっと気づけたの。
「南月?ど、どうしたの?」
「ねぇ理央、目を瞑って」