溺愛幼なじみは甘くて強引
「あ、甘いって……なにッ」

「――こういうの」


突然、理央が私の首筋に噛みついた。ビックリしたのと、急に訪れた刺激に、思わず「ひゃッ」って声が漏れる。


「ほら出た、甘い声」

「い……意地悪……っ」


だけど、少し目の色が変わった理央に――私は、更に無茶苦茶にされる。


「じゃあ、これからもっと意地悪なこと……していい?」

「え、もっと意地悪……?」

「昨日のキスのリベンジ、とか」

「!」


理央の顔が変わった。さっきまで余裕そうな顔だったのに、急に自信のない顔になった。理央、また断られるかもって不安になってるの?


「ねぇ、理央」

「……なに?」

「今、期待と不安……どっちが大きい?」


そう聞くと、理央は「え」と言った後。数秒だけ目を瞑った。

そして、
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