憧れのCEOは一途女子を愛でる
なんて素敵な言葉を紡ぐ人なのだろうと、胸がキュンとして仕方がない。思い出として、この感動をずっと忘れずに記憶しておきたい。
「ありがとうございます。……過大評価されてる気がしますけど」
「君はとても真っすぐで、俺にはキラキラして見える」
うれしくてぼうっとしていたら、不意に彼と視線が交錯した。
あわてて目を逸らした途端、彼が私の腕に触れ、その行為に驚いてそのまま視線を戻してしまった。
「目を逸らすな」
腕を引き寄せられて、ふたりの距離がぐっと近くなる。
それを意識したら、これ以上ないくらいに痛いほど心臓がドキドキと早鐘を打った。
「あの……」
目力のある瞳で射貫かれる中、蚊の鳴くような小さな声を出した。
なにも考えられないでいると、ゆっくりと彼の端整な顔が近づいてきて唇と唇が重なった。
ふわふわした状態で心を奪われて……こんなに幸せなキスは生まれて初めてだ。
どうしてキスをされたのかはわからない。
だけど神様がくれたプレゼントだと思って、この幸せを一秒でも長くかみしめていたい。
「ありがとうございます。……過大評価されてる気がしますけど」
「君はとても真っすぐで、俺にはキラキラして見える」
うれしくてぼうっとしていたら、不意に彼と視線が交錯した。
あわてて目を逸らした途端、彼が私の腕に触れ、その行為に驚いてそのまま視線を戻してしまった。
「目を逸らすな」
腕を引き寄せられて、ふたりの距離がぐっと近くなる。
それを意識したら、これ以上ないくらいに痛いほど心臓がドキドキと早鐘を打った。
「あの……」
目力のある瞳で射貫かれる中、蚊の鳴くような小さな声を出した。
なにも考えられないでいると、ゆっくりと彼の端整な顔が近づいてきて唇と唇が重なった。
ふわふわした状態で心を奪われて……こんなに幸せなキスは生まれて初めてだ。
どうしてキスをされたのかはわからない。
だけど神様がくれたプレゼントだと思って、この幸せを一秒でも長くかみしめていたい。