ランプ
第3章 りんご飴
「亮!起きなさい。」




その声に目を開けると襲ってきたのは大量の光だった…





「……っ!」




思わず目を瞑ってしまう程の光に俺はもう1度布団を顔までかけた





「あっ…眩しかった…?開けた方がいいと思ったんだけど。」




そう言いながらお母さんは俺のベッドに一番近い窓のカーテンを閉めた





そっか…
俺,病院にいるんだ……




久しぶりに見た…朝日。




起きてすぐの朝日なんて何年ぶりだろう……





「帰る準備できてる?もう8時にはここ出るわよ?」




俺は小さな台の上に置いてある小さな目覚まし時計を見た




7時半…




あと30分か…




俺はとりあえずお母さんが持ってきた服に着替え,ベッドから出た

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