クールな王子様とストーカー
「政略結婚じゃなくて、恋愛結婚……貴方にはしてほしいわ。まぁ…朔斗さんは、それを破ったから、あの時抗議したのよ」


「麻美子………。。色々言い過ぎだ。」


「悪気なんてないのよ。思いすぎたってだけなのよ。だから、今度そのさっきの子見せてね?」



「はい………」




そう言われたんだ。



「朔斗さん。なんか言ったら?」


それを聞いてから、
ばっと、立って自室に行こうとする父さん。




ガチャ。なんも言わないのか……



「幸せになれ」


それとだけ言われた俺は、愛してくれてたんだ。ただそう思った。


end後日の話**




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